子供の教育費は年齢が上がるにつれて増加する傾向があります。
では、教育費の費用対効果、いわゆるコスパが良いのはどの時期と聞かれたらどう答えますか?
大半の方は高校や大学受験の時期を思い浮かべると思います。
ところが教育費のコスパが良いのは小学生以前と言われてきます。
今回は教育費のコスパについて考えていきます。
結論として、
人的資本への投資は小さい時ほどコスパが良くなる傾向があります。
人的資本への投資の収益率
以下の図は人的資本に投資した際の収益率を表しています。
出所 Heckman, J. J., & Krueger, A. B. (2005). Inequality in America: What role for human capital policies. MIT Press Books.
年齢が低いほど収益率が高いことがわかります。
つまり、人的資本への投資は若いほど効果が高いと言えます。
若い時に知識や技術を獲得することで使える時間が長くなると考えると納得できます。
人的資本への投資とは
人的資本は人間の持つ知識や技能の総称のことです。
つまり、学力だけではなく、人格形成や体力なども含まれます。
成功を収めるには学力だけではなく、自制心ややり抜く力などの非認知能力の重要性が様々な所で話題になっています。
若い時の投資は収益率は高く、コスパは良いですが、学力だけに限定しないように注意したいところです。
私の場合は休みの日は仕事よりも家族と過ごす時間を優先しています。
家族と一緒に過ごし様々な体験を行うように意識しています。
特にその時に子供が興味を示していることを体験し、長所進展を促すような関わりをする中で非認知能力の向上が得られるように努めています。
日本の大学はコスパが良い!?
以下の図は世界の公立大学の費用です。
出所
https://www.businessinsider.jp/post-104945
アメリカと比べると日本の大学はコスパが良さそうですが、世界的に見ると決して安いとは言えないです。
ただし、大学に進学することで生涯年収が上がると言われており、
子供の希望と合わせて大学進学の有無を考える必要があります。
まとめ
人的資本への投資は若い時ほど効果的であり、コスパが良いと言えそうです。
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