最近、睡眠と仕事の効率の関係性がよく挙げられています。
睡眠時間と作業効率、健康への影響は科学的に明らかになっています。
しかし、睡眠環境についてはあまり挙げられていない印象があります。
枕やベッドなどの睡眠環境について理学療法士の視点で何が良いのかを検討していきます。
結論として
枕は12cm以下、ベッドは硬めが良い睡眠環境であると考えます。
枕の高さが病気の原因になる
殿様枕症候群をご存知ですか?
殿様枕症候群は国立循環器研究センターが
脳卒中の原因の一つである特発性椎骨動脈解離は枕が高くなるほど発症割合が高くなることから提唱された概念です。
枕が12cm以上である場合、殿様枕症候群を対する可能性が高くなると述べられています。
高過ぎる枕は身体に良くない可能性があります。
ベッドの硬さと寝心地
ベッドの硬さは人により好みが違うと思います。
ベッドはある程度の硬さがあった方が寝返りがしやすくなるため、寝心地の良さにつながると言う研究が多くあります。
病院では寝返りがしづらい方に対して床ずれ予防のためにベッドが極端に柔らかいエアマットを使う機会が多いです。
しかし、寝心地の悪さや身体の痛みを訴える方が少なくない印象があります。
極端に柔らかい、極端に硬いベッドは避け、適度に硬さがある方が良いと考えます。
私の考えと実践方法
枕は高いのが好きな方も少なくないと思いますが、
高過ぎは避けた方がよく、12cm以下が望ましいと考えます。
私が使用している枕の高さを測ってみると6cmであり、殿様枕症候群には該当しなかったため一安心しました。
ベッドの硬さは好みがありますが、柔らか過ぎは避けることが必要と考えます。
様々な硬さのベッドに横になり、寝心地や寝返りのしやすさなどを確認し、ベッドを選ぶことをおすすめします。
睡眠環境に加えて、睡眠は6時間以下で様々な病気のリスクが上がることがわかっています。
どんなに忙しくても睡眠時間を6時間以上死守することは必要と考えます。
まとめ
高過ぎる枕と硬過ぎるとベッドは身体に良くない可能性があります。
睡眠環境に加えて睡眠時間を6時間以上維持することが健康維持には重要です。
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※投資判断はご自身で行ってください。