2023年から2024年当初にかけて株価は上昇傾向でしたが、直近1ヶ月は調整局面を迎え、やや悲観的な情報が増えてきています。
VIX指数は恐怖指数と呼ばれ、直近ではVIX指数が上昇傾向です。
今回はVIX指数と株価の関連性と具体的な行動について考察していきます。
結論として
VIX指数が30を超えた場合、追加購入を検討する価値があると考えます。
VIX指数とS&P500の関連性
VIX指数が高まると株式市場の先行きに対する不安が増している状態であり、株価は下がる傾向があります。
過去のVIX指数とS&P500の値動きが以下になります。
VIX指数が上がると株価が下がり
VIX指数が下がると株価が上がっている
ことがわかります。
出所
過去の大きな暴落からの変化率は以下になります。
出所
暴落時には安く大きくの株式が購入できるため
株価が回復することを前提にすれば
安く、多くの株式を買えるため
良い買い場であるとも言えそうです。
ウォーレンバフェットの名言
世界一の投資家と呼ばれるウォーレンバフェットは
以下のように言っています。
他人が貪欲になっているときは恐る恐る。
周りが怖がっているときは貪欲に。
喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないのなら、
たった10分間でも株を持とうなどと考えるべきですらない
出所 ウォーレンバフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉
世界一の投資家もVIX指数が上がり、
他人が恐怖を感じている時は良い買い場であると述べています。
また、過去のデータをみると
長期投資を前提にすれば株価は回復し、
暴落前よりも高くなる可能性が高いと言えます。
周りが恐怖を感じている時に追加投資を行うのは
心理的には難易度が高いですが、
その分効果も大きいと言えそうです。
私の考えと実践方法
私は長期投資前提のインデックス投資が主であり
日々の株価の変動は全く気にしていません。
NEWSやSNSで暴落の情報を目にする機会が増えた際にVIX指数を確認しています。
VIX指数が30を超えた場合に追加投資を行う行動指針を定めています。
過去の暴落ではVIX指数が40を超えていますが
40を超える機会は稀なため、30としています。
具体的にはVIX指数が30以上になったら
余剰現金を10%ずつ株式に移行していきます。
株価が回復したら、積立投資を一時的に止めて
余剰資金を補充するという形です。
そうすることで安く買うことに加えて、長期投資しつつ現金を補充できます。
暴落はピンチでもあり、チャンスでもあります。
資産形成期の方は暴落を上手く利用できれば資産形成の速度を上げることにつながる可能性があります。
まとめ
VIX指数と株価は連動しています。
VIX指数が上がった際には株価は下がる傾向があります。
株価が下がった時に追加投資を行えれば資産形成の速度が上がる可能性があります。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
