リスクと聞くと危険性をイメージする方が少なくないと思います。
資産運用の世界ではリスクは変動幅を表します。
リスクとお金の置き場所には密接な関係があります。
よって、リスクを知ることは資産形成を始めるためには知っておくべきことです。
結論として、
リスクはお金の置き場所によって異なる。
ハイリスクではハイリターン、ローリスクではローリターンとなります。
リスクを知る
上記でも伝えましたが、リスクは変動幅のことです。
つまり、リスクが高い=価値が変動しやすい。リスクが低い=価値が変動しづらい。
ハイリスクの代表は株式です。
株式は1日の中でも価値•価格が上下に変動します。
ローリスクの代表は定期預金です。
定期預金の金利はメガバングで約0.001%程であり、お金は減らない反面増えません。
資産形成にはリスクをとることが必要になります。
よって、リスクのある(価値や価格が変動する)資産を持つことが必要です。
リスクを簡単にとってみる
簡単にリスクを取る方法として、お金の置き場所を分けることが一案です。
具体的には、減らしたくないお金はローリスクな置き場所である銀行の定期預金を使います。
増やしたいお金はハイリスクな置き場所であるNISAなどの株式口座を使います。
ローリスクなお金の置き場所では、お金は減らない代わりに増えません。
一方でハイリスクなお金の置き場所では、お金は増える可能性、減る可能性の両方があります。
まずは余剰資金を少額からハイリスクなお金の置き場所であるNISAの株式口座(投資信託利用)を使ってみることをおすすめします。
株式は短期ではハイリスク、長期ではローリスク!?
株式は長期投資になる程、利益がプラス域に収束されると言う過去のデータがあります。
具体的には、日本株では約20年、全米株では約15年の投資期間をとれれば、どの時期に始めても収益はプラス域になったというデータがあります。
つまり、株式投資は短期では価値の変動が激しいハイリターンな資産。長期ではリスクが下がりながらも価値の増加を得られるという性質がある資産となります。
よって、投資初心者は株式投資は長期間実施するということが重要になります。
株式投資を有効に活用する原則は以下の記事を参考にして下さい。
まとめ
資産形成におけるリスクとは価値•価格の変動幅のことです。
資産形成にはリスクのある資産を使う必要があります。
株式投資は短期ではハイリスクでも、長期ではリスクが下がりつつも価値が上がるという性質があります。