資産形成と同時に生活防衛資金の確保をすることが重要です。
生活防衛資金とは言葉通り生活を守るための資金です。
資産形成は貯金と比べリスクを伴います。
資産形成の世界ではリスクは危険度ではなく、変動幅です。
生活防衛資金を確保しておくことでリスクに耐えやすくなります。
今回は生活防衛資金が必要な理由、いくら位必要なのかを考えていきます。
結論として、
生活費の6-12ヶ月分の生活防衛資金を確保することでリスクに耐えやすくなります。
生活防衛資金が必要な理由
資産形成はお金をリスクのある場所に置くことが大前提となります。
リスクがある=お金の価値が増えたり、減ったりすると言うことです。
つまり、生活資金の全てをリスクのある場所においてしまうと生活に直接影響が出てしまいます。
例えば、日々の生活を送ることに30万円必要な方がいたとします。
30万円全てを資産形成のためにリスクのある場所において、20万円に減ってしまった場合は生活が成り立たなくなってしまいます。
これは極端な例ですが、こういったことを避けるためにも資産形成には生活防衛資金は必須となります。
生活防衛資金があると長期投資が楽になる
生活防衛資金があると、株式を売らなくても生活が成り立つため長期投資のハードルが下がります。
長期投資の有効性は以下の記事に詳細があります。
簡単にまとめると、長期投資をすることで運用利益がプラスになる可能性が高まります。
よって、長期投資の有効性を得るためにも生活防衛資金は必要です。
また、生活防衛資金はメンタルの安定にも有効です。
私の場合
資産形成に本格的に取り組み始めて間もない頃にコロナショックがありました。
株式の価格が30%程度下がりましたが、問題なく投資を継続できました。
株式の価格が下がっても、生活防衛資金があり、直接生活には影響が出なかったためです。
よって、生活防衛資金はメンタル面にも好影響があります。
生活防衛資金の目安は生活費6-12ヶ月分
生活防衛資金については諸説ありますが、目安は生活費の6-12ヶ月分と考えます。
その理由としては、6-12ヶ月あれば不測の事態から改善できると考えるからです。
また、株式の流動性は高いため、1週間あれば換金できます。
よって、生活防衛資金は6-12ヶ月で十分と考えます。
毎月の生活費が20万円の方は120-240万円となります。
この額を貯めてから、資産形成を始めると言うよりも、資産形成と並行して行うと良いと考えます。
生活費が少なければ生活防衛資金も少なくなります。
つまり、生活防衛資金は自分の生活次第で高くも安くもなります。
まとめ
資産形成には生活防衛資金は必須と考えます。
生活防衛資金を準備しておくことで長期投資のハードルが下がります。
生活防衛資金の目安は生活費の6-12ヶ月が一案です。
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