私の本職は医療職であり、普段の業務でお金に対する情報はほとんど入ってきません。
そのためか周囲の方とお金に対する会話になると、お金に関しての知識が乏しいと感じる場面が少なくありません。
当ブログを見て下さる方にとってはNISAやiDeCoの利用は当然だと思ってい方が少なくないと思いますが、世間をみると少数派です。
今回はNISAの利用率とNISAを利用するために必要なことに対して検討していきます。
結論として
NISAの利用は少数派であり、利用するには資産形成の基礎や制度の理解が必要です。
新NISAの認知率と利用率
楽天インサイト株式会社の調査によると
新NISAの認知率は80%を超えていますが
利用率は24.2%となっています。
出所
様々なメディアで貯金から投資と言われたことに加え、2024年からNISAが新しくなったことから認知率はとても高くなっています。
世帯年収が上がるほど、利用率は増加傾向ですが、
それでも30%程度と少数派です。
新NISAを利用するために必要なこと
新NISAを利用するために必要なことは3つあると考えます。
①投資元本を作る(収入−支出がプラス)
②制度を理解する
③株式投資の原則を知る
収入から支出を差し引いて、プラスにならないと資産形成どころではありません。
資産形成の基礎として、毎月の収支がプラスになることは必須条件です。
新NISAは利用する価値が高い優れた制度です。
あなたはその理由を答えられますか?
理由がわからなければ、制度を利用しようと思えないですし、長期投資は困難です。
新NISAの制度を知ることが利用するための2つめの条件です。
株式投資と聞くとギャンブルと思う方も少なくありません。
しかし、株式投資の原則を知ると
明確にギャンブルではないとわかります。
ギャンブルというと参加するプレーヤーの利得の合計が0になるゼロサムゲームです。
勝ち負けが明確になりやすいです。
一方、株式の長期投資では参加するプレーヤーの利得の合計がプラスになるプラスサムゲームです。
つまり、全ての人が勝てる可能性があります。
株式投資の原則は古くから大きく変わっていないため、普遍的なものと言えます。
私の考えと実践方法
新NISAやiDeCoを利用している時点で世間的には少数派です。
しかし、各金融制度の充実や日本の状況等を考慮すると今後の利用は必要不可欠になる可能性が高いと考えます。
株式投資では投資期間を長くすることは大きな武器になります。
そのため、周囲が新NISAを利用していなくても
できるだけ早くから利用することが重要です。
まとめ
新NISAは認知されているが利用者が少ないことが現実です。
新NISAを利用するには資産形成の基礎の獲得と制度の理解が必要です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。