2024年から新NISAが開始され、株式投資を始める方が増えています。
投資初心者の方が無理なく新NISAで資産形成をするための攻略法を複数回に渡り紹介していきます。
新NISAはうまく活用できれば資産形成に有利なことは間違いない事実です。
新NISA制度の特徴を紹介します。
結論として
大半の方にとって新NISAを上限まで配当再投資される投資信託で活用できれば資産形成は完了です。
新NISA制度の特徴
新NISA制度が資産形成に有利な大きな理由は3つあります。
①非課税
②上限額が1800万円
③期間が無期限
出所
竹川美奈子 大改正でどう変わる?新NISA徹底活用術
株式投資で利益を得るには値上がりか配当が必要になり、その2つは通常約20%課税されます。
しかし、新NISAでは非課税であり、税金がかかりません。
例えば、株価が1000万円上がり売却する場合
通常口座では約200万円税金がかかり
新NISA口座では税金が0円となります。
新NISAの利用上限額は年間360万円、合計1800万円となり、非課税の有効期間は無期限です。
つまり、何年間運用しても利益や配当は非課税になります。
このような点から新NISAは資産形成に有利となっています。
新NISAで資産形成完了!?
大半の方にとって新NISAの枠を全て使い切れば資産運用は完了すると考えます。
例えば、積立投資で月5万円新NISAを利用した場合30年で1800万円に達します。
30年間を運用利回り4%とした場合、約1638万円の利益となります。
1800万円+1638万円で3438万円になります。
これだけあれば老後2000万円問題も解決に加えて、インフレにも十分対応できます。
投資期間を長く取れば取るほど有利になるため、
早くから新NISAを利用することが重要となります。
新NISA制度の有効活用方法
新NISA制度を活用する際には配当金を出さない投資信託を選択することが重要と考えます。
新NISAでは配当金が非課税になるため、高配当株式やETFの人気が高まっています。
しかし、長期的な資産形成では配当金を出さずに、投資信託内で再投資される方が有利です。
以下は米国の代表的な指数であるS&P500の配当有無による差を示しています。
出所 ジョン•C•ボーグル インデックス投資は勝者のゲーム
配当を再投資した方が資産形成に有利なことは明らかです。
ただし、将来よりも今お金を使いたい場合は配当を選ぶ選択肢も一案です。
あくまで、長期投資での資産形成という視点では
配当再投資される投資信託が有利になると考えます。
私の考えと実践方法
新NISAは上限額が大きく、非課税期間が無期限であることから生涯を通して付き合う制度であると言えます。
新NISA制度は無理のない範囲で、できるだけ早くから、長期間利用することが有効と考えます。
私の場合は新NISA枠を無理のない範囲で、できるだけ早く、広く分散された投資信託で埋める予定です。
まとめ
新NISA制度の大きな利点は限度額が大きく、非課税期間が無期限であることです。
新NISA制度を有効に利用するには配当を再投資する投資信託が適していると考えます。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。