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日本のバフェット本多静六の名著の秘訣:資産形成の原理とは?

 

 

本多静六という方をご存知ですか?


日本のバフェットとも言われる日本人です。

 

本多静六の財産告白という古典的名著があります。

 

この名著にて資産形成の原理が紹介されています。

 

70年前の本ですか、原理原則は古ぼけないと言うことがわかります。 

 

2023年においても役に立つ知識が満載です。

 

今回はその中で個人の資産形成に役立つ知識を紹介します。

 

 

1/4貯金法

本多式の資産形成方法で有名なのが1/4貯金法です。

 

この貯金法は先取りで

月収の1/4を貯金

臨時収入(ボーナスなど)を全額貯金

すると言う方法です。

 

1/4貯金法は先取り貯金であり、

この方法を実践できれば必ず貯金ができます。

 

私も実践を試みましたが

臨時収入全額というのがハードルが高いです。

 

通常の給与の1/4は固定費削減等の節約を実践することで比較的容易に達成できる印象があります。

 

 

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貯蓄の習慣をつけることが資産形成の基本であることは過去から変わらぬ原理だと考えます。

 

雪だるまの芯を作る

1/4貯金法で投資の元本を作り、それを運用します。

 

投資する対象はあなたが深く関係する分野に限定することを本多先生は推奨しています。

 

現代においてはインデックス投資が誰でも実践、

推奨できる方法であると考えます。

 

元本が大きくなるほど投資効果が大きくなります。

 

例えば

元本100万円、運用利回り4%であれば年間4万円の不労所得となります。

 

元本1億円、運用利回り4%であれば年間400万円の不労所得となります。

 

このように元本の大きさはとても重要です。

 

元本が大きくなることで、リスクを大きく取らずにリターンを大きくできます。

 

インデックス投資の場合は

運用利益は年間約4-5%のため、元本が1000万円に達すると年間40-50万円の不労所得となり、

大きな実感を得ることができます。

 

元本が大きくなることで運用利益が多くなり

更なる資産形成とプラスの循環が強化されます。

 

0万円→1000万円は長い道のりに感じますが

1000万円→2000万円の道のりはそれほど長く感じない印象です。

 

この過程で自分の収入に加えて、

お金がお金を生み出す(運用利益、不労所得)、

節約が身につく

ことが道のりの短縮に繋がっていると考えます。

 

雪だるまの芯は複利を考えると早く作れば作るほど有利になります。

 

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好景気は勤勉貯蓄、不景気は思い切った投資

本多先生は好景気には貯蓄を増し、不景気には投資を積極的に行うことを推奨しています。

 

これは有効性の高い方法だと考えます。

 

例えば

好景気で1株1000円の株を10,000円で10株買えます。

不景気になり1株500円になれば10000円で20株買えます。

 

これは簡単に見えて実践できそうですが精神的にはかなり難しいことです。

 

不景気になると自分の資産が目に見えて減っていきます。

 

その中でより下がるリスクを承知の上で積極的に投資を行うのは精神的なタフさが必要になります。

 

精神的に難しいと思う方は積立投資が一案となります。

 

ただし、不景気での積極的な投資は資産増加に大きく寄与します。

 

最近ではコロナショックで積極的な投資を行えた人は資産を大きく増やしているという現実があります。

 

不景気に積極的な投資をするのは精神的には困難ですが、リターンは大きいため参考にしたいところです。

 

まとめ

70年以上の間色褪せない法則はもはや原理と言って良さそうです。

 

資産形成には1/4貯金法などの投資元本を作ること、投資元本をなるべく早く作り、投資を行うことが重要です。

 

投資を行う場合は不景気ほど積極的に動く精神的な強さがリターンを大きく伸ばす鍵になりそうです。

 

 

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