FP×PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた

FPとPT視点でお金と人生設計の考えをシンプルに伝えます

個人投資家が注力すべきポイントとは?

2024年は新NISA開始に加え、日経平均やS&P500の株高の報道が目立っています。

 

また、個別株では米半導体のエヌビディア、投資信託ではFANGなどが連日話題になっています。

 

様々な情報を知ることは重要です。

しかし、株式投資は情報量と利益率が直結しないという報告が数多くあります。

 

今回は株式投資に対して

個人ができること、できないこと

意識すべきこと、すべきでないことについて検討していきます。

 

結論として

個人投資家は投資方針と投資元本に注力することが良い成果に繋がりやすいと考えます。

 

 

株式投資で個人ができること、できないこと

株式の将来的な価値は誰にもわからず、不規則に動くことからランダムウォークと言われています。

 

よって、運用利益を向上するために時間をかけても良い結果につながるとは言えません。

 

ある調査で運用成績が良かった人は

死んだ人と運用していることを忘れていた人

という結果があります。

 

これらのことからも

運用利益を上げることよりも投資元本を上げることの方が成果につながりやすいと考えます。

 

投資元本が100万円と1億円で4%の運用利益では

4万円と400万円の差となります。

 

運用利益を上げるのは個人では難しいですが

投資元本を増やすことは個人の努力で可能です。

 

残業や副業、転職をして収入を上げる

無駄遣いをやめて支出を抑える

 

この2つが実践できれば投資元本を増やせる可能性は高まります。

 

投資元本が増えれば投資の効果は上がります。

 

株式投資の古典的名著の大半に倹約や節約の重要性が述べられています。

 

投資元本の大きさを調整することは個人のできることだからです。

 

意識すべきこと、すべきでないこと

意識すべきことはあなたの投資方針を明確にすることです。

 

投資方針を決めるには目標や目的が重要です。

 

目標が10年後のFIRE(経済的に自立して早期退職)と老後資金の確保では戦略は大きく異なります。

 

目標を決める方法としてSMARTの法則があります。

 

Specific 具体的に

Measurable 測定可能な

Achievable 達成可能な

Related 関連した

Time bound 時間制約

 

投資方針を決める際にはSMARTに当てはめて考えてみると良いと考えます。

 

また、株式投資の難易度は時間により大きく異なります。

 

 

freefppt.com

 

 

短期で難易度が上がり、長期で難易度が下がります。

 

長期投資では複利の力が働くためです。

 

意識すべきでないことは他人の発言に反応し過ぎることです。

 

資産形成の方法は個人の状況によって異なります。

 

私にはインデックス投資が向いています。

 

しかし、あなたには高配当投資や個別株投資、

株式ではなく不動産投資が向いているかもしれません。

 

あなたと他人は状況が大きく異なる可能性が高いです。

 

よって、他人の言動に惑わされず、あなたにあった資産形成の方法を維持することが重要と考えます。

 

私の考えと実践方法

運用利回りは良いことが望ましいですが

私には個別株を行うリスク許容度と時間がありません。

 

そのため、低コスト、分散されたインデックス投資信託やETFの投資元本を大きくし、長期投資を組み合わせることに注力しています。

 

私の資産形成の目標は20年程度の長期投資で純富裕層(約5000万円)を目指し、

経済的な理由で家族の希望や目標に対する選択肢を狭めないことです。

 

そのため、新NISAを自分のリスク許容度を確認しつつ、なるべく最速で、インデックス型投資信託で埋めることが実践方法となります。

 

まとめ

個人投資家ができることは元本と投資期間の調整です。

 

個人投資家ができないことは運用利益の大幅な拡大です。(運用利益を高めるとリスクも高まります)

 

自分ができることに注力することがストレス軽減、長期投資の実現につながると考えます。

 

 

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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。

※投資判断はご自身で行ってください。