FP×PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた

FPとPT視点でお金と人生設計の考えをシンプルに伝えます

何事にも維持コストがかかるという事実

買うのにかかる初期コストを考える方は少なくないですが、その後の維持にかかるコストは軽視されている印象があります。

 

維持コストはいわゆる固定費と同義です。

 

維持コストが増えると毎月の支出も増えます。

 

よって、維持コストは少ないに越したことはありません。

 

ところが、何事にも維持コストがかかるというのが事実です。

 

今回は日々の維持コストがかかる代表例とその解決策を考えていきます。

 

結論として、

維持コストを減らすには持たない、使わないが簡単で最善です。

 

 

全てのことに維持コストはかかる

維持コストと聞くと自動車やサブスクなどを思い浮かべる方が少なくないと思います。 

 

それ以外の全てにおいても維持コストはかかります。

 

例えば、持ち家や衣類、日々の生活用品にも維持コストがかかっています。

 

持ち家では固定資産税や修繕費がかかります。

 

衣類ではクリーニングや修繕費がかかります。

 

生活用品では保管場所が家と考えると家賃が発生しており、生活用品を保管するだけでもコストがかかっています。

 

また、シャンプーや洗剤など使用頻度が増えると必需品となり、その物がないと生活に困ります。

 

その物を使い続けることが必要となると、常にコストがかかることから維持コストと言えそうです。

 

つまり、持つことや使うことの全てのことにおいて維持コストはかかってきます。

 

しかし、維持コストは物によってもかかる程度は異なります。

 

維持コストが大きくかかるもの

自動車は維持コストの塊です。

 

自動車を持つだけで保険、税金、車検、駐車場代、ガソリン代など様々な維持コストが発生します。

 

自動車の年間の維持コストは条件によって異なりますが、1台で約30-45万円かかると言われています。

 

地方では2-3台の自動車を持つことが一般的ですが、そうすると年間100万円近くの維持コストがかかります。

 

日本の世帯年収の中央値が約430万円と言われており、このうちの100万円となると年収の約23%となり、かなり大きな比率となってしまいます。

 

自動車は維持コストの塊であることを理解した上で所有するかどうかを判断することが重要です。

 

私の場合は、地方在住で2台持ちでしたが、軽自動車1台に変更しました。

 

自動車の台数を減らしても不自由さは感じていなく、自動車の維持コストが減った分を積立NISAや旅行費用に当てています。

 

サブスクは要注意

最近は様々なサービスにサブスクが導入されています。

 

サブスクは便利ですが、維持コストがかかります。

 

加えて、サブスクの月額が少ないことから使っていなくても放置されていることも少なくない印象です。

 

使っていないサブスクは解約し、使う時だけサービスの利用、契約する癖をつけることが重要です。

 

私の場合は、Kindle UnlimitedというKindle本の読み放題のサブスクを利用しています。

 

しかし、読みたい本がなくなったら解約し、2-3ヶ月後に再確認し、読みたい本があれば契約するようにしています。

 

サブスクの基本は使いたい時に使うことです。

 

よって、使わない時は解約することが一案です。

 

 

維持コストをかけない簡単で最善な方法

持つことや使うことの全てに維持コストがかかることを紹介しました。

 

では、これらの維持コストを解決する簡単で最善の方法は、持たない、使わないことです。

 

自動車を持たなければ維持コストはかかりません。

 

日々の生活用品の使用自体が少なくなれば管理や維持コストが少なくなります。

 

これはミニマリズムにつながる考え方です。

 

ミニマリズムは自分にとって価値がある物を最大化し、それ以外を最小化することと捉えています。

 

つまり、自分にとって本当に必要な物のみを所有し使うことで維持コストを減らすことができます。

 

 

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まとめ

全てのことに維持コストがかかります。

 

維持コストを減らすには持たない、使わないことが簡単で最善な方法であると考えます。

 

自動車やサブスクは維持コストがかかる代表例なので定期的な見直しが必要です。