資産形成の有力な候補の1つとして株式投資があります。
金融機関などで働いていない方には馴染みがない分野です。
最近ではNISAという言葉を聞く機会も増えました。
NISAは株式口座の種類の1つです。
株式投資のことを知らない場合、専門家に意見を聞きたくなりますね。
株式投資の専門家というと銀行員や証券会社の窓口を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、これらの方に話を聞きに行くのはNGです。
理由としては、利益相反の関係にあたるからです。
今回は株式投資を始める際にどこで始めるべきかを考えていきます。
結論として、
株式投資を始めるのはネット証券1択です。
株式投資の場合、専門家に相談してはいけない
株式投資を始める場合、銀行や証券会社に行ったり、無料の講座を受けようと思う方が多いと思います。
しかし、これらはNGです。
その理由が利益相反の関係にあるからです。
利益相反とは相手と自分の利益が異なっていることです。
例えば、私達は株式投資の手数料が安い程有利になります。
一方で銀行や証券会社は手数料が高い程有利になります。
つまり、お互いにとっての利益が真逆となっています。
利益が真逆であるということは、相手がすすめてくる商品が自分には不利、相手に有利となる可能性があります。
私の父は退職後に知人から資産運用の提案を受け、投資信託の商品を購入しました。
その内容を確認したところ、手数料が2-3%でした。
売れ筋のインデックスファンドの手数料は約0.1-0.2%程です。
よって、通常よりも10倍程の手数料の粗悪商品を買わされたことになります。
確認後、すぐ売却をして、不利益は出なかったです。しかし、この商品を待ち続けていたら不利益が出る可能性が高かったと思います。
このように、自分と相手が利益相反の関係にあたる場合は相手の助言を間に受けるのは危険なこともあります。
株式投資を始めるならネット証券
対面で専門家の話を聞けないとすると、株式投資ををどこで始めれば良いか悩むと思います。
その回答として、ネット証券の利用をおすすめます。
ネット証券の大手は、
SBI証券、楽天証券、マネックス証券です。
この3社のどれかを利用することをおすすめします。
私は楽天証券を利用しています。
ネット証券は実店舗を持たない、人件費が少ないことから、各種手数料が安い場合が多いです。
また、ネット証券では相手からの押し売りがないため、利益相反の関係も少なくなります。
よって、銀行や証券会社ではなくネット証券を利用して、株式投資を始めることをおすすめします。
ネット証券はスマホで口座開設、取引可能
ネット証券ではスマホで口座開設が可能です。
投資についての知識がなく、何も知らない状態でしたが、口座開設は簡単にできました。
案内に従って、5-10分程度で口座開設が可能です。
口座開設後の売り買いにおいてもスマホで行うことができます。
つまり、ネット証券であれば口座開設から実際の取引まで人を介さずに可能です。
証券会社の人を介さないことで、自分に不利になる場面を避けることができます。
その反面、買う商品は自分で調べることが必要になります。
買う商品と言っても、株式投資のインデックス投資であれば買うに値する商品は少ないので悩むことはほとんどありません。
株式投資の勉強をする場合、以下の本がおすすめです。
まとめ
資産形成の1手段として株式投資を選んだ場合、ネット証券の利用をおすすめします。
ネット証券の利用で自分に不利な状況になることを避けられます。
スマホで口座開設から取引まで完結できるため、誰でも、どこでも資産形成が可能になります。