楽天証券のiDeCoに楽天プラスシリーズが追加となります。
楽天証券のiDeCo利用者にとっては主力となる可能性の高い投資信託です。
今回は楽天証券のiDeCo利用と楽天プラスシリーズにスイッチングする有効性について検討していきます。
結論として
楽天証券のiDeCo利用者は楽天プラスシリーズにスイッチングする価値はあると考えます。
楽天プラスシリーズとは
楽天プラスシリーズは維持コストが業界最安値の投資信託です。
出所
https://www.rakuten-sec.co.jp/smartphone/info/info20231027-06.html
加えて、投資信託保有ポイントも得られるという大変優れた投資商品です。
以下の記事が楽天プラスシリーズについての詳細な記事になります。興味のある方は参考にして下さい。
iDeCoのスイッチングとは
スイッチングとは今までに購入した運用商品の残高の一部、もしくは全部を売却して他の商品に切り替えることです。
通常売却には約20%の税金がかかりますが、
iDeCoは非課税口座であり、スイッチングには税金がかかりません。
加えて、iDeCoのスイッチングは手数料は無料です。
iDeCoの口座ではスイッチングをすることに対するメリット、デメリットとしては利益が確定されることです。
運用利益がプラスであれば非課税分メリットが強くなります。
一方、運用利益がマイナスであれば損益通算ができないためデメリットが強くなります。
これはiDeCoに限らず、NISAなどの非課税口座にも共通します。
運用利益がプラスであれば、iDeCoのスイッチングは大きなデメリットはないと考えます。
楽天プラスシリーズにスイッチングすべき理由
従来の楽天証券のiDeCoは他社に比べて商品ラインナップがやや弱い印象があります。
eMAXISSlim 全世界株式(オルカン)やeMAXISSlim S&P500などの低コストで人気のある投資信託が入っていませんでした。
その代わりに楽天全世界株式(楽天VT)や楽天全米株式(楽天VTI)なとがラインナップされています。
これらの投資信託も優れていますが、
維持コストの観点ではeMAXISSlim シリーズに軍配が上がっていました。
しかし、楽天プラスシリーズはeMAXISSlim シリーズと同程度の維持コストとなっています。
維持コストは低いほど投資する側が有利になります。
iDeCoは年金であり、強制的な長期保有となります。
そのため、iDeCoではより維持コストの低さが重要になると考えます。
これらのことから、従来の楽天証券のiDeCoにラインナップされた商品よりも楽天プラスシリーズの方が長期投資には有利になる可能性が考えられます。
私の場合
楽天証券のiDeCoで楽天全米株式(楽天VTI)を選択していましたが、楽天プラスシリーズの楽天オールカントリーにスイッチングします。
低コストはありがたいですね。
まとめ
楽天証券のiDeCoに楽天プラスシリーズが追加されます。
楽天プラスシリーズは業界最安値の維持コストであり、長期投資に適した運用商品と考えます。
iDeCoのスイッチングにはメリットとデメリットがあるため、メリットが大きい場合はスイッチングを検討しても良いと考えます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
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