株式投資ではリスクとリターンは密接に関係しています。
通常リターンが高ければリスクも高くなり、
リターンが低ければリスクも低くなります。
株式投資では分散投資が重要と言われますが
分散投資はリスクを下げられますが、リターンも下げることが一般的です。
インデックス投資は少額から分散ができることが最大の利点です。
誰でも少額から開始でき、分散が効いており、
長期投資であれば勝率が高いことから資産形成に適しています。
しかし、リスクよりもリターンを重視する場合は
インデックス投資よりも個別株が優れている場合もあります。
今回はインデックス投資の代表的な指数と個別株式の代表的な企業の運用利益を比較をしてます。
結論として
リスク重視であればインデックス投資、リターン重視であれば個別株投資が一案となります。
インデックス投資の代表的な指数の運用利益
インデックス投資の主流は全世界株式、S&P500への投資です。
新NISAの売り上げランキングでは各証券会社で
全世界株式とS&P500がランキングの1、2位を独占しています。
長期の運用利益を確認するために米国のETFである
VT(全世界株式)、VOO(S&P500)をみてみます。
VT
VOO
出社 Googleファイナンス
10年間で全世界株式が約2倍、S&P500が約2.5倍
となっています。
時価総額上位の個別株式の運用利益
世界の時価総額上位の企業であり
日本でも馴染みのある世界な時価総額上位企業であるMicrosoft、Apple、Amazonの過去10年間の株価を見てみます。
10年間で約10-13倍の株価の上昇になっています。
Microsoft
Apple
Amazon
出社 Googleファイナンス
インデックス投資と個別株投資比較
インデックス投資と個別株投資を比較すると
リターンは個別株に圧倒的に軍配が上がります。
個別株は集中投資であり、企業の栄枯盛衰に大きく影響され、リターンと共にリスクも大きくなります。
一方のインデックス投資は分散投資であり、
企業の栄枯盛衰の循環に適応可能であることから
リスクは低くなりますが、リターンも低くなります。
個別株投資とインデックス投資には
リスクとリターンで差が大きいため、投資家側が何を重視するかでどちらが好ましいかは分かれます。
私の考えと実践方法
私は株式投資をしていますが兼業であり、本業は別にあります。
株式投資に興味はありますが、本業にしたいという気持ちはありません。
そうなると企業の栄枯盛衰の分析に時間を多くかけられません。
リターンよりもリスクの方を重視しています。
そのため、個別株投資よりもインデックス投資の方が私には適しています。
個別株投資は魅力的ではありますが
長期的に優れた企業を見分ける自信がないため、
運用利益を増すことよりもインデックス投資の元本を増やすことに注力しています。
3-4%の運用利回りでも元本が1億円あれば300-400万円の利益となるからです。
まとめ
リスクとリターンは密接に関係しています。
リターンよりもリスク重視の場合はインデックス投資が適していると考えます。
リスクよりもリターン重視の場合は個別株投資が適していると考えます。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。