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半導体分野の需要とリスクから投資候補を考える

最近エヌビディアのニュースが頻回に聞かれます。

 

エヌビディアは米国の半導体大手の会社であり、

2019年から株価が約20倍、時価総額においても世界3位となった話題沸騰の会社です。

 

半導体関連のETFであるSOXXも2019年から株価が約3倍となっています。

 

なぜ半導体関連の株価がこんなに上がっているのかが気になり、半導体について調べわかったことと実際の投資方法について紹介します。

 

結論として

半導体は今後も需要が高い予想ですが、株価の変動が激しいため、投資する場合は投資信託やETFが一案となります。

 

 

半導体株価上昇の理由

近年の半導体銘柄の大幅な上昇理由は2つあると考えます。

 

①様々な機器で半導体が不可欠

②需要>供給

 

スマホやパソコン、自動車など生活を便利にする機器の大半に半導体が使われています。

 

近年大きく注目されているチャットGPTなどの生成AIにおいても半導体の役割は大きいと言われています。

 

デジタル社会の促進に伴い、半導体の需要が増しています。

www.shindengen.co.jp

加えて、需要が高く供給が追いついていない点も価格高騰に繋がっていると言われています。

 

これらの理由が半導体企業の株価急騰につながっていると考えます。

 

半導体銘柄を長期視点で見る

エヌビディアと半導体ETFの長期での株価チャートになります。

 

エヌビディア

 

SOXX

出所 Googleファイナンス

 

直近5年での株価の急騰が目立ちます。

加えて、低迷している時期の長さも見逃せません。

 

S&P500(VOO)は以下のようになります。

 

VOO

出所 Googleファイナンス

 

 

S&P500は比較的右肩上がりですが、エヌビディアやSOXXは近年急激な上昇をしていることがわかります。

 

低迷している時期の長さを考えるとS&P500の方が安心して保有できる方が多いと思われます。

 

半導体は分散投資が一案

半導体は今後も需要が高いことが予想されますが株価の変動はS&P500よりも激しい可能性があります。

 

株価の変動が強い銘柄ほど分散投資が有効になると考えます。

 

半導体のETFであればSOXX

投資信託であればニッセイSOX指数インデックスファンド、楽天•SOX•インデックスファンドが

候補となります。

 

私の考えと実践方法

今後の半導体の需要と現在の株価をみると半導体は投資候補としては有力な分野であると言えそうです。

 

しかし、株価の変動を見るとコアでの投資としてよりもサテライトとしての投資が良いと考えます。

 

コアの投資先は全世界株式や全米株式、

サテライトとして半導体のETFや投資信託が

一案です。

 

半導体のブームが目立ちますが、景気のサイクルに伴い強い分野は変わります。

 

freefppt.com

 

サイクルに対応するために様々な分野を分散して

保有するという意味ではオルカンやS&P500の方が対応力は高くなります。

 

しかし、分散をするとリターンが低くなります。

 

リスク承知でリターンを上げるには半導体など1つの分野に集中投資することもありだとは思います。

 

私の場合、エヌビディアを保有することは気が引けますが、

SOXインデックスファンドは投資候補として検討中です。

 

まとめ

半導体の株価上昇が目立っていますが、半導体分野は株価の変動が激しいです。

 

半導体などの変動が激しい分野に投資する場合は分散投資としてETFや投資信託が一案となります。

 

 

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※投資判断はご自身で行ってください。