資産運用におけるレバレッジは賛否両論あります。
レバレッジは借入金などを使って手元資金以上の取引を行うことです。
レバレッジは危険という考えもあれば、効率的という考えもあります。
今回は著名人の株式投資に対するレバレッジの考え方を紹介した上で、資産形成に取り入れられるのかを検討していきます。
結論として
株式投資のレバレッジは難易度とリスクが高く、大半の個人投資家には向いていないです。
山崎元のレバレッジに対する考え
経済評論家の山崎元さんはリスクとメンタルに問題がなければレバレッジをかけた投資は合理的になり得ると述べています。
金融資本や人的資本があることで
リスクとメンタルが維持できるため、レバレッジを使う場合は持ち合わせているかを参考にする必要があります。
ウォーレン•バフェットのレバレッジに対する考え
世界一の投資家と言われるウォーレン•バフェットはレバレッジを使った投資に対しては否定的です。
現金の蓄えがないのに、大きな財政的義務を負うのはたいへんな間違いだ。
手持ちの25%以上のお金を借りて使ったことはない。
出所 桑原晃弥 ウォーレン•バフェットの仕事と人生を豊かにする8つの哲学
バフェットはレバレッジでなく、
暴落時の買い増しや長期保有でリスクをとっている点が投資戦略としては特徴的です。
私の考えと実践方法
レバレッジは使うのであればリスク許容範囲内で行うことは必須条件です。
過去のデータから暴落時の株式の下落率は30-50%程度となっています。
レバレッジを2倍かけていると60-100%の下落となります。
この状態が続くと投資を続けるのが難しくなる可能性が考えられます。
大半の場合はレバレッジでのリスクよりも
長期投資や暴落時の買い増しの方が有効である可能性が高いと考えます。
株式投資は期間が長くなるほど難易度が下がります。
株式投資は短期では難易度が高くなります。
レバレッジがかかった投資商品はインデックス商品よりも手数料が多くかかり、手数料は確実なマイナスのため、長期投資に向いていない可能性が考えられます。
株式投資におけるレバレッジは基本的には短期向けであることを考えると個人投資家には扱うのが難しいと言わざるを得ないと考えます。
レバレッジには興味はありましたが、調べるほど難易度が高く、
インデックス投資メインの個人投資家には不向きな方法であることを痛感しました。
株式でのレバレッジは一旦見切りをつけ、
暴落時の買い増しと長期投資でリスクを取り、リターンを高める方法を取りたいと考えます。
まとめ
株式投資のレバレッジはリスク許容範囲内で行うことが重要です。
株式投資のレバレッジ短期向けであり、投資期間が短いと投資難易度が上がるため、長期投資前提の個人投資家にはあまり向いていない可能性があります。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。