貯金と金融資産への投資を含めての
あなたの貯蓄率はどの位ですか?
貯蓄率は収入や支出など個人で大きく異なります。
また、貯金や投資をしやすい時期としにくい時期もあります。
今回は様々な書籍において推奨されている貯蓄率わ紹介した上で、どの程度から実践するのが有効かを検討します。
結論として
貯蓄率は20%程度を目標とし、経験への投資(自己投資)と並行することが望ましいと考えます。
古典的名著での貯蓄率
お金の古典的名著として
バビロンの大富豪、私の財産告白に貯蓄率についての記載があります。
バビロンの大富豪は貯蓄率10%
私の財産告白は貯蓄率25%
(1/4貯金法はボーナス全額貯金のため25%以上になることもあります)
となります。
お金に関する古典的名著と言われる本では
投資よりも倹約の重要性が述べられています。
倹約してお金を貯めないと投資する元本が作れないためです。
投資はお金が多いほど有効性が増す傾向があります。
資産形成というゲームはお金持ちが有利であることは意識すべきことです。
FIRE達成者の貯蓄率
FIREをご存知ですか?
最近、FIREという言葉を聞く機会が増えています。
FIREは(Financial Independence Retire Early)の略語です。
経済的に自立して早期退職し、
お金に縛られない自由な生活を目指すことです。
FIRE達成者の貯蓄率は約70-80%程度となっています。
日本のFIRE第一人者である穂高唯希さんは
給与の80%を投資に回し、30代でFIREを達成しています。
上記の古典的名著よりもかなり高い貯蓄率となっています。
経済的自立を早期に達成するには積極的な倹約が必須になります。
私の考えと実践記
私の場合
貯蓄率は貯蓄率は25-30%程度です。
私の財産告白の数字に近いです。
私にとってはFIRE達成者の貯蓄率は高すぎる印象です。
貯蓄率を上げることは重要ですが
若年期の経験や自己投資は同じ位重要と考えます。
そのため、家族行事や自己投資は貯蓄よりも優先しています。
自分の価値観を明確にし、
優先順位の高いことにはお金を使い、
優先順位の低いことにはお金を使わない
ということを徹底することで高年収ではなくても
大きな無理をせずに20%前後の貯蓄率は達成できています。
加えて、時期により貯蓄率は変えて良いと考えます。
例えば子育て世代の場合
子供の教育費がかかりづらい小学生前後は貯蓄率を増やし
教育費のかかりやすい大学進学前後には貯蓄率を減らすなどの調整は有効と考えます。
これら全てを考慮すると
貯蓄率は20%前後が妥当ではないかと考えます。
まとめ
古典的名著での貯蓄率は約10-25%、FIRE達成者の貯蓄率は約70-80%となります。
貯蓄率は若年期での経験や自己投資を考慮することや時期によって貯蓄率を変えることも一案となります。
クリック応援していただけると毎日のブログ更新の励みになります!
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。