FP×PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた

FPとPT視点でお金と人生設計の考えをシンプルに伝えます

FP視点での生命保険の必要額の考え方

生命保険を利用する場合、設定する金額に悩む方は少なくないと考えます。 

今回の記事では、生命保険の必要額の考え方について、実例を交えて簡単にお伝えします。 

 

結論として、生命保険の必要補償額は個人によって異なる為、自分の状況に応じた必要補償額を考えることが重要です。

 

生命保険の必要補償額は個人の状況により異なる

生命保険の必要補償額は個人の状況よって異なります。

その理由は、子供の有無、年齢、年間の生活費など個人の状況が異なる為です。

個人の状況が異なれば、必然的に必要補償額も異なります。

 

例えば、私の場合、幼児が2人いて、家系の大黒柱です。

幼児2人の教育費として、大学まで進学する場合は、全て公立でも約1000万円かかると言われています。

家系の大黒柱であるため、遺族年金などを考慮した上で、生活費の不足分を生命保険で補うことも必要です。 

上記を考えると、生命保険で必要な額は2000万円+α(生活費不足分)となります。

ただし、現金や株式、不動産などの資産を持っている場合は、生命保険の必要補償額は少なくても良いと考えます。

現状の資産の有無も生命保険の必要補償額には関与してきます。

 

 

生命保険はネット、掛け捨てが基本

生命保険の勧誘はどこの会社でも少なくないと思います。

しかし、生命保険の加入はネットで十分です。

その理由は2つあります。

1つ目が、余分な保険に入ってしまうリスクがある。

2つ目が、人件費が加算されるためです。

 

保険会社の方に保険の説明を聞くと、様々な保証内容を提案されます。

その保証を追加すると保険料が高くなってしまいます。また、保証内容の大半は不要です。

ネットで自分にとって、必要な分の保険に入ることで十分です。

ネットを介すことで人件費を減らせる為、対人の保険よりもネットの方が安くなることが少なくないです。

加えて、生命保険は掛け捨てで十分です。

保険に貯蓄や投資などの要素を加えると手数料が異常に高くなることが大半です。

保険は保険。投資は投資と機能別に管理することが重要です。

 

必要最低限以外の部分は現金で補う

 

生命保険は自分の状況に合わせて、必要最低限を保証することが一案です。

それ以外は、現金で備えるということです。

生命保険を必要最低限に抑えることで、保険料を安くできます。

安くなって浮いた費用を貯金します。

貯金して、現金が増えることで、不測の事態に備えることができます。

現金は保険の役割も兼ねることができると考えます。 

 

まとめ

①生命保険の必要補償額は個人の状況により異なる

②生命保険は必要最低限でネットの掛け捨てでOK

③現金は保険の代わりになる