FP×PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた

FPとPT視点でお金と人生設計の考えをシンプルに伝えます

日本人はホームカントリーバイアスを避けるべき

ホームカントリーバイアスをご存知ですか? 

 

ホームカントリーバイアスは自国の株や債券などの

資産配分の比率を高くする傾向があることです。

 

つまり、自国(ホーム)を過大評価しやすいことです。

 

日本でのホームカントリーバイアスはリスクが高いため避けるべきと考えます。

 

今回は日本におけるホームカントリーバイアスの

リスクと改善策について考えていきます。

 

結論として

日本に住み、日本円で給与をもらっている場合は 

日本円以外の資産を持つことが必須です。

 

 

世界経済の中での日本の比率は10%以下

世界全体に投資をする世界株において

日本の比率は約6%となっています。

出所 

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この比率は近年低下傾向です。

 

つまり、世界経済における日本の地位は盤石とは

言い難い状況です。

 

日本は人口低下が確実であり低成長!?

日本の人口低下は確実視されています。

 

出所 

我が国の人口について

 

人口が減ることで生産性や消費が下がることが

様々な研究で明らかになっています。

 

つまり、日本の市場自体が縮小傾向となり

経済成長が乏しくなる可能性が考えられます。

 

近年ではインドが人口増加に伴い

経済成長を遂げていることを様々なメディアが取り上げています。

 

また、先進国の中で唯一、

今後も人口増加する国である米国は

市場の拡大や経済成長が見込まれています。

 

日本と米国の経済成長を見比べると

明確な差が認められます。

出所

人口と経済成長には関連性があるため

人口が確実に低下する日本に集中投資するのは

それだけでもリスクが増加しやすいと考えます。

 

加えて、日本に住んでいる方の大半は

日本円で給与をもらっていると思います。

 

私もそうです。

 

日本に住み、日本円で給与をもらい

日々の生活は日本円で支払うのは当然であり、

困ることはないと思います。

 

しかし、昨今の円安の影響で

日本円の価値は下がっています。

 

つまり、日本円だけに偏った資産配分では

資産価値が低下するリスクがあります。

 

リスクを下げるには日本円以外の通貨を持つことが必要

日本円の資産価値が下がるのではあれば

資産価値が下がらない資産を保有することが1つの対策となります。

 

具体的には

ドルやユーロ、金などが挙げられます。

 

これらは投資信託の保有で対応できます。

 

世界株式や米国株式を保有することで

外貨建ての資産となります。

 

投資信託は日本円で買うので実感は乏しいですが

紛れもない外貨建て資産です。

 

近年の円安ドル高では

外貨建て資産の価値は上がっています。

 

つまり、値動きが異なる資産に分散する効果が得られます。

 

外貨建て資産を保有することで

経済成長豊かな国の実績を享受できます。

 

加えて、日本円の価値が下がるリスク対策にもなります。

 

私の場合は

全資産の約7割は外貨建て資産です。

 

外貨建て資産は投資信託とETFです。  

 

このように日本円で外国株式の投資信託を購入することで

ホームカントリーバイアスにおけるリスクを軽減することができます。

 

まとめ

日本は経済成長が他国に比べ乏しく、

人口も減ることから日本円のみの資産はリスクが高いと考えます。

 

外国株の投資信託を買うことは外貨建ての資産と同様の効果を得られます。

 

日本におけるホームカントリーバイアスのリスクは避けた方が良いと考えます。

 

 

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