至る所でちょっとしたことに対する悪口を言っている場面に遭遇することがあります。
悪口を言うとストレス発散になると思う方が多いと思います。
しかし、悪口はむしろ自分のストレスになることが研究で明らかになっています。
つまり、悪口を言うことはストレス発散にならず
ストレスをさらに溜めていることになります。
今回は悪口を言わない方が良いと言うことを様々な研究から肯定してみようと思います。
結論として、
悪口は良いことが何もないため言わない方が良い
です。
悪口でストレスが溜まる理由
悪口を言うことで自分の感情を外に出せるためストレス発散になると思う方が多いと思います。
これは大きな間違いです。
人間の古い脳は主語を認識できないと言われています。
古い脳とは海馬や扁桃体、視床下部などの大脳辺縁系のことで魚類や両生類にも備わっており、進化的に古い脳と言われています。
つまり、他人の悪口を言っていても
脳は自分の悪口と捉えてしまうということです。
実際に悪口を言うと
ストレスホルモンであるコルチゾールの値が増加することが研究で明らかになっています。
コルチゾールの値が増加すると死亡率や認知症リスクが上がると言われています。
つまり、悪口を言うことで自分のストレスも溜まり、健康を害してしまうのが事実です。
よって、悪口は言わない方が相手、自分のためにも良いと言えそうです。
複数回のアウトプットで記憶力強化
2週間で3回アウトプットすると記憶が短期記憶から長期記憶に置き換わると言われています。
これは悪口にも当てはまります。
悪口を複数回言うとその悪口や嫌なことの記憶が強化されます。
つまり、悪口、嫌なことを話し過ぎると忘れなくなり、ストレスが増してしまう可能性が考えられます。
非言語情報は相手に伝わる
メラビアンの法則をご存知ですか?
心理学で有名な「メラビアンの法則」があります。言語、視覚、聴覚のそれぞれにおいて矛盾したメッセージが発せられたとき、どれを信用するかという実験に基づく法則です。この実験では、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%という結果となりました。
出所
https://smart-flash.jp/lifemoney/178828/2/1/
つまり、言葉の内容よりも、
視覚情報(見た目)や聴覚情報(話し方)が重要になります。
相手の悪口を言い、相手を嫌いになると
その感情は非言語情報として相手に伝わりやすくなってしまうと言われています。
あなたは自分のことを嫌いと思って接してくる人とストレスを感じずに上手くコミュニケーションを取れますか?
大半の方がNOと答えると思います。
私はこれらの事実を知ってから
極力悪口は言わないように細心の注意をしています。
また、私が出会ってきた方々の中で尊敬できると思った方の中に頻繁に悪口を言っている方は1人もいません。
悪口は自分にも相手にも良くないため、言うことを避けるのが良いと考えます。
まとめ
悪口はストレス発散にはならず、ストレスを溜めることになります。
悪口を何度も繰り返すと記憶に定着してしまいストレスを感じやすくなる可能性があります。
嫌いという感情は相手にも伝わるため、
その感情を作らないためにも悪口は避けるのが良さそうです。
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