あなたは普段読書をしますか?
文化庁の調べによると日本人の年間読書量は12.3冊と言われています。
私は学生時代にほぼ読書をしませんでしたが、社会人になり年間60-80冊程の読書をするようになりました。
今回は読書が苦手と感じる大人に向けて、簡単にできる読書方法を紹介します。
結論として、
大人の読書は必要な時に必要なところだけ読むことが重要と考えます。
最初から読まない
読書をするというと最初から順番に読み始める方が大半だと思います。
しかし、それでは途中で挫折してしまう方が少なくないと思います。
大人の読書の大半は何かしらの問題解決のために行うことが少なくないです。
よって、問題解決に直結する部分だけを読むことで、答えが見つからずに途中で挫折することがなくなります。
具体的には、最初に目次をみて、あなたの問題解決に該当する部分や興味のある部分を見つけます。
あとはその部分を読むだけです。
そうすることで自分にとって必要で重要な知識を読者によって得られます。
全部読まない
本は全部読まないといけないと考えてる方が少なくない印象です。
学生時代の課題などでは必要なことですが、大人には不必要と考えます。
読書の目的の大半は問題解決だと思います。
問題解決をするには該当箇所のみを読めばOKです。
上記で紹介したように目次を見て、自分にとって必要な箇所を読み、問題解決ができればその本の読者は終了で良いと考えます。
最初から最後まで一言一句読み進めるには時間がかかります。
時間がかかると集中力が下がり読書の難易度が上がります。
また、時間がかかることで記憶にも残しづらくなります。
よって、読書が苦手な大人ほど、最初から最後まで読まずに、自分に必要な箇所のみを読むということが重要になります。
私の場合は自分にとって必要な箇所だけを読むことで1冊を2-3日で読めるようになりました。
この読書方法を始めてから読書に対する苦手意識が消えました。
読書には賞味期限がある
読書のタイミングは読みたいと思った時です。
つまり、買ったり、借りたりした直後です。
この時を逃してしまうと読書をする確率は低下します。
興味と記憶力や集中力の関連性は科学的に明らかになっています。
好きなことを行う時間は早く感じ、嫌いなことを行う時間は遅く感じた経験があると思います。
興味があり、本を取ったら、可能であればその日のうちに、遅くとも翌日には読書を開始することをおすすめします。
それ以降になると興味が失せており、その本の賞味期限は切れていると考えます。
このようなことからも積読になっている本は賞味期限が切れている可能性が高いです。
私の場合は買ったら、借りたりした本はその日中に読書を開始することを習慣にしています。
まとめ
大人の読書は最初から最後まで読む必要はなく、あなたにとって必要な箇所だけを読むことが重要と考えます。
本を選んで手にした日から遅くとも翌日までに読書を開始しないとその本の賞味期限(興味の消失)が切れてしまう可能性があります。
この本を読むことで読書に対する考え方や方法が変わりました。
私の読書習慣獲得のきっかけになった良書です。