iDeCoは非課税に加えて節税効果もあるため、老後資金の準備としては優先的に検討すべき制度です。
しかし、iDeCoには様々な注意点があります。
年金であり、換金ができない点に注目しがちですが、それ以外にも証券会社によって取扱商品や手数料が異なる点は注意が必要です。
あなたが利用したいと思っていた投資信託がないという事態を避けるためにも各証券会社の取り扱い商品を知っておくことが重要です。
今回は各証券会社のiDeCoの取扱商品の概要とiDeCoの商品の選び方を考えていきます。
結論として、
iDeCoはネット証券の3社が有力であり、
株式の比率を上げることが有効と考えます。
iDeCoの取扱商品の概要
以下の図のようにiDeCoは証券会社によって取り扱う商品に差があります。
出所
https://diamond.jp/zai/articles/-/215867
そのため、iDeCoの口座を作る前に各証券会社にてあなたが利用したい商品があることを確認することが必要です。
iDeCoの取扱商品としてはネット証券の以下の大手3社が選択肢が広く有力です。
楽天証券
SBI証券
マネックス証券
私は楽天証券を利用しています。
画面が見やすいなどの使い勝手の良さは気に入っていますが、
NISA で自分が保有している投資信託がないことにはショックを受けました。
これらのことからもiDeCoを始める前にネット証券のホームページでiDeCoの取扱商品を確認することをおすすめします。
iDeCoでは株式比率を高めることが有効
iDeCoは年金であり、60歳になるまで換金ができません。
つまり、強制的に長期投資となります。
長期投資をする際にはなるべく価値が上がりやすい資産クラスを多く取り入れることが有効になります。
以下の図が各資産クラスの時間変化を表したものです。
出所 ジェレミー•シーゲル 株式投資の未来
他の資産クラスと比較して株式の価値の向上が明らかです。
これらのことからもiDeCoでは元本保証の定期預金や低リスク低リターンの債券よりも株式比率を高めることが一案となります。
私の場合はiDeCoの拠出金額が少ないことからも100%株式で利用しています。
ただし、自営業でiDeCoの掛け金が多い方は自分のリスク許容度に応じて資産クラスの比率を調整することをおすすめします。
iDeCoで投資信託を選ぶ際に参考にできるもの
iDeCoでは株式を選んだ方が有効とわかっても様々な投資信託があり、選びづらいと感じる方も多いと思います。
私は以下の投信ブロガーが選ぶFund of the Yearを参考にしています。
出所
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022
投信ブロガーが選ぶFund of the Yearは一般の投資家が忖度なしで良いと思える投資信託を選んでいます。
選ばれた投資信託の大半は低コストで長期保有に向いたものになっています。
よって、投信ブロガーが選ぶFund of the Yearは投資初心者が参考にしやすい1つの指標と考えます。
私はNISA、iDeCoの運用商品はこの投信ブロガーが選ぶFund of the Yearに含まれたものになっており、
個人的にも納得できると考えます。
まとめ
iDeCoは証券会社によって取扱商品に差があるため、事前の確認が必要です。
iDeCoは年金であり、長期投資になるため株式が有力な選択肢になります。
あなたが納得できる投資信託がある証券会社を選ぶことが重要です。
株式を選ぶ際に投信ブロガーが選ぶFund of the Yearは参考になります。
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