株式投資を通じて資産形成をする場合はインデックス投資が圧倒的に初心者向きであることを紹介しました。
インデックス投資といっても様々な種類があり、何を選んでいいかわからない方も少なくないと思います。
今回はインデックス投資の代表的な投資信託とメリットとデメリットを紹介します。
結論として、
インデックス投資の王道は全世界株、昨今の主流の1つが米国株です。
インデックス投資の王道
インデックス投資の王道は全世界株の投資信託です。
全世界株式の最大のメリットは分散投資です。
全世界株は先進国から新興国まで世界中の国の企業の株式が含まれています。
2010年代は米国株式が旺盛であり、2000年代は中国やブラジル等の新興国株式が旺盛でした。
このように年代によって強い国が大きく異なります。
全世界株式では全世界に分散投資されているため、良くも悪くも強弱の差を全て含めることになります。
よって、全世界株式を持つことでその時々の強い国の株式の保持が可能です。
全世界株のデメリットは弱い国や企業の株式も含まれることです。
弱い国や企業が含まれることでリターンが低下します。
全世界株は全ての国や企業をカバーするため、経済成長の著しい国を含む反面、経済成長の鈍った国も含んでしまいます。
インデックス投資の主流
2010年代からの米国株式の好調を受けて米国株式のインデックス投資が主流の1つとなっています。
GAFAMという言葉をご存知ですか?
これはGoogle、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftの頭文字をとった言葉です。
これらの企業は誰もが知っていると思いますが、全てアメリカの企業です。
このように今をときめく企業がアメリカには多数存在します。
米国株のインデックス投資では良くも悪くもアメリカという1つの国に集中投資ができます。
良い面は経済成長が良好な企業が大半であり、弱い企業は含まれづらいことです。
悪い面は1国に集中しているため、アメリカの経済や政治状況、紛争などによる影響が大きいことです。
全世界株と米国株どちらが良い?
全世界株と米国株のどちらが良いかはよく話題になります。
私としてはどちらが優れているかは選べないです。
その理由はなにを優先するかによって答えが変わるからです。
例えば、利益(リターン)の面から見ると、2010年以降では全世界株よりも米国株の方が好調でした。
今後もアメリカの一強が継続すると信じられるなら米国株を優先すべきと考えます。
一方、リスクという面から見ると、全世界株の方が分散されており、リスクは低くなると考えられます。
ただし、全世界株の約6割は米国株で構成されています。
よって、米国株の価値が下がれば、全世界株の価値も下がります。
私の場合、全世界株と米国株の両方を所持しています。
どちらか一方に決めた方が良いですが、決めれなかったです。
まとめ
インデックス投資の王道は全世界株式です。
昨今の米国の経済成長により米国株のインデックス投資も主流の1つになっています。
どちらが良いかは優先事項によって異なると考えます。
米国株について知るなら以下の本がわかりやすく、おすすめです。
著者がYouTubeやブログも行っているため本の内容のフォローも容易です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。