資産形成をする前に絶対にしておくべきことは資産形成の定義です。
資産形成の定義は
(収入-支出)+(資本✖︎運用利回り)
この定義が意味することを考えていきます。
収入-支出がマイナスの場合は資本が減少する
収入-支出がマイナスになってしまう場合、資本から補填しなければならなくなります。
つまり、資本が減ります。
資本が減るということは、資産形成の元本が減るということです。
よって、収入-支出がマイナスの場合、資産形成は不可能です。
資産形成の第一歩は、収入-収支がプラスであることを確認することです。
確認方法としては、日々の支払いをクレジットカードに集約するのが簡単、シンプルな一案です。
私は、日々の支払いを楽天カードで一括して行い、楽天カードアプリで支出を把握しています。
クレジットカードて支払いをすることで、ポイント還元も得られる為、一石二鳥です。
注意点として、多数のクレジットカードを使用すると、支出の把握がしづらくなる為、クレジットカードの使用枚数はなるべく少なくした方が良いと思います。
収入-支出がプラスの場合は資本が増加する
収入-支出がプラスの場合、貯金ができます。
貯金ができることで、資産運用の元本が得られます。
収入-支出がプラスになることで初めて資産形成が可能になります。
収入-支出がプラスの状態を維持することで、段々と資本が大きくなります。
資産形成は元本の大きさが最重要だと考えます。
そのため、半年に1回ほどは収入-支出がプラスの状態が維持できるているかを確認することが重要です。
運用利回りはお金の置き場所で異なる
運用利回りは資産形成の定義の中で1番不確定な要素です。
不確定ということは、自分のコントロール外であり、どれだけ努力しても、結果が伴わない可能性があります。
例えば、1日の食事のうち1回を外食から自炊に変えれば支出は減ります。
つまり、自分でコントロールできます。
一方、株式等の運用利回りは景気や経済政策等により変動します。
これらは、自分ではどうしようもない出来事です。
よって、自分のコントロール外です。
ただし、お金の置き場所によって運用利回りが異なるという不変的な原則があります。
例えば、大手銀行の預金では金利は約0.001%です。
ネット銀行の預金では約0.1%です。
全世界株式のインデックス投資では約3-5%です。
つまり、お金の置き場所によって運用利回りが異なります。
注意点としては、運用利回りが高くなるにつれて、元本が保証されなくなります。
銀行の金利は低いですが、元本は保証されています。
株式の金利は高いですが、元本は保証されていません。
時期によっては大きくマイナスになってしまう可能性があります。
これらの原則、注意点を留意した上で、資産形成に望む必要があります。
まとめ
①資産形成の定義は(収入-支出)+(資本✖︎運用利回り)で表せる。
②収入-支出がマイナスの場合は資産形成は不可能。
③収入-支出がプラスの場合は、資産形成が可能。
④運用利回りはお金の置き場所によって異なる。