FP×PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた

FPとPT視点でお金と人生設計の考えをシンプルに伝えます

良い借金と悪い借金を見分けて資産形成を円滑にする

最近、ロバートキヨサキの金持ち父さんシリーズを再読しています。

 

金持ち父さんシリーズは読むタイミングで違った学びが得られることが多い印象があります。

 

お金持ちになるにはどこかのタイミングで借入をする機会が必要になることが多いと思います。

 

借入は借金ですね。

 

日本では借金は良くないという印象が強いですが、

借金をうまく活用し、資産形成をしている方が多いことも事実です。

 

今回は良い借金と悪い借金について2人の著名人の考え方を紹介し、その上で借金の利用方法について検討していきます。

 

結論として

良い借金は資産形成の難易度を下げ、

悪い借金は資産形成の難易度を上げます。

 

 

金持ち父さん流良い借金と悪い借金

金持ち父さんシリーズでは良い借金と悪い借金を区別するように紹介されています。

 

良い借金は自分で返さなくて良い。

悪い借金は自分で返さなければならない。

 

良い借金の例は不動産投資、

悪い借金の例はクレジットカード払いやマイホーム購入

と著者は述べています。

 

借りたお金を自分の労働で返すのではなく、

誰かに肩代わりしてもらうことが重要ということです。

 

金持ち父さんシリーズではキャッシュフローの流れが自分に入ってくるか、自分から出ていくかを

明確に把握することが繰り返し紹介されています。

 

freefppt.com

 

 

不動産で考えると

マイホーム購入はローン(借金)をして、

自分の収入からローンの返済をするため、お金が自分から出ていきます。

 

投資用不動産では不動産を賃貸して、賃料を得て、賃料の一部からローンを返済することになり、

その差額が自分に入ってきます。

 

 

つまり、不動産でも種類によってキャッシュフローが正反対になります。

 

キャッシュフロー視点では

良い借金は資産を買い、悪い借金は負債を買うとも

言えそうです。

 

 

山崎元流良い借金と悪い借金

経済評論家の山崎元さんは良い借金の3原則を挙げています。

 

 

①借金の金利より高い収益が見込めること

②返せる見込みがあること

③金利がリーズナブルであること

出所 山崎元 堀江貴文 決定版!お金の増やし方&稼ぎ方

 

 

借金をすると金利で利息分を多く払うことになります。

 

そのため、金利よりも高い利益が得られないと借金をする意味がありません。

 

加えて、借金は返せないと自己破産などの多大なリスクにつながるため返せる範囲内で行うことが重要です。

 

金利は市場金利からかけ離れると不利になる場合が多いため、金利は低いほど良い借金と言えます。

 

悪い借金は上記の3原則に反したもので

代表例はクレジットカードのリボ払いです。

 

消費者金融の金利相場は約18%と言われています。

 

全世界株式やS&P500といった株式投資の利回りが

約3-7%程度であることを考えると市場金利からもかけ離れていることがわかります。

 

リバ払いをはじめとした消費者金融では

借金の金利よりも高い収益を上げることが難しく

市場金利からかけ離れた金利であることから

借金の額が増えると、複利で借金が増えて

返せる見込みが減ることは一目瞭然です。

 

私の考えと実践方法

良い借金をすることで資産形成の難易度が下がり

悪い借金をすることで資産形成の難易度が上がります。

 

良い借金と悪い借金の差は

キャッシュフローと金利と返済能力が大きく関与しています。

 

返せる見込みの範囲内、かつ金利が低いことはリスク管理の視点から必須事項と考えます。

 

加えて、キャッシュフローの視点から自分に入ってくる資産を借金で購入することが重要です。

 

こう考えてみると

個人が利用できる低金利で返済可能な借金は

不動産投資の住宅ローンが候補となると考えます。

 

現状、私は利用していません。

 

しかし、まずは無理のない(返済可能)範囲内で

少額から試してみて、自分に適性があるかどうか

経験値を得ることから始めてみようと考えています。

 

まとめ

借金には良い借金と悪い借金があります。

 

キャッシュフローの視点と金利、返済能力が良い借金と悪い借金を分けていると考えます。

 

良い借金は資産形成の難易度を下げ、悪い借金は

資産形成の難易度を上げると考えます。

 

 

クリック応援していただけると毎日のブログ更新の励みになります!

にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ

 

 

インデックス投資ランキング

※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。

※投資判断はご自身で行ってください。