先日発売された山崎元さんの最後の書籍
経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについてを読みました。
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以下から息子さん宛の手紙を期間限定で読むことができます。
山崎元さんからの最新で最後の学びを紹介します。
大きな学びとして
人的資本と金融資本でリスクを取る重要性が年々増してきていることを再認識できました。
リスクを取る重要性
世の中はリスクを取りたくない人がリスクを取ってもいいと思う人に利益を提供するようにできている出所 山崎元 経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて
仕事や資産形成においてある程度のリスクを取ることの重要性が述べられています。
リスクを取るメリットとリスクを取らないメリットを比較すると
リスクを取るメリットの方が有利であり
リスクを取らないと経済格差が拡大する可能性があると著者は述べています。
経済格差が生じる理由
リスクを回避し、受動的になるほど経済的に不利な立場になると著者は述べています。
出所 山崎元 経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて
特にサラリーマンで周囲に同調し過ぎ、会社の言いなりになると替えの効く人材になってしまい、
絶対に避けることが必要と述べられています。
替えの効く人材では人的資本が弱まり、より経済的に不利な立場になってしまうためです。
これを避ける方法としては2つ提案されています。
①人的資本でリスクを取る狙い筋A
②金融資本でリスクを取る狙い筋B
人的資本でリスクを取る方法は
起業やベンチャー企業への就職、転職(ストックオプションの取得)が紹介されています。
金融資本でリスクを取る方法は
金融資本でリスクを取る方法は
株式投資が紹介されています。
株式投資は長期、分散、低コストのオルカン
株式投資の実践方法は以前の著者から言われている低コストの分散されたインデックスファンドを長期間運用する方法が紹介されています。
具体的には
eMAXISSlim 全世界株式(オルカン)を長期投資する方法です。
この方法はシンプルかつ合理的であり投資の王道とも言える方法です。
私の考えと実践方法
金融資本への投資は少額から誰でもできるため
できるだけ早くから、大きく行うことが有効と考えます。
一方、人的資本への投資は起業やベンチャーへの転職はハードルが高いため、まずはあなたが今の仕事で替えの効かない人材になることが一案です。
替えの効かない人材になることで昇進や
あなたの専門性の高い仕事に就ける可能性が高まります。
あなたの専門性の高い仕事をすることで
更なる専門性の向上、仕事を楽しめることにつながります。
そうすることであなたの人的資本は向上します。
私は仕事の専門性を絞り、専門性の高い資格を取得することで自分の興味のある分野の仕事をする機会が増えました。
興味のある仕事が増えることで
仕事自体をより楽しめるようになりました。
加えて、専門性の高い仕事をすることで業績が上がり、昇給にもつながる良い循環となりました。
まとめ
山崎元さんの最後の書籍を紹介しました。
人的資本と金融資本である程度のリスクを取ることが年々重要となってきています。