インデックス投資はほったらかしが可能であり、タイパがとても高い資産形成の方法です。
ほったらかし投資をする場合、山崎元さん、水瀬ケンイチさんのほったらかし投資術という本は一読の価値があります。
この本の通りに実践するだけで簡単に誰でもほったらかし投資が実践可能になります。
今回はほったらかし投資術について紹介します。
ほったらかし投資の実践マニュアル
ほったらかし投資の実践方法は以下の通りになります。
出所
山崎元 水瀬ケンイチ 全面改訂 第3版 ほったらかし投資術
リスク資産と無リスク資産の割合を決めます。
リスク資産では全世界株式のインデックスファンド
無リスク資産では個人向け国債か銀行預金
を選択します。
リスク資産と無リスク資産とは別に生活防衛資金として生活費の3-6ヶ月分の資金を準備します。
以上を決めて、実行するだけでほったらかし投資は完成です。
投資の3原則
投資の三原則として
長期、分散、低コストが挙げられます。
株価の上昇はなだらかに連続的に起こるより、
予測できない日に急激かつ大幅に起こることが多いため、株式市場に居続けることが重要です。
よって、長期投資をして株式市場に居続けることが資産形成の成功率に大きく関係します。
分散投資をすることで
期待リターンを維持したまま、リスクを減らせる可能性があります。
また、分散投資をすることでより大きな金額を投資できる可能性が高まります。
手数料はリスクゼロで確実に発生するマイナスのリターンと著者は述べています。
手数料が低いほど運用成績が上がります。
長期、分散、低コストがほったらかし投資には重要です。
分散、低コストの具体的な商品として
eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)が推奨されています。
各インデックスのリスクと相関関係
以下は東証に上場しているETFのリスクの大きさと相関関係です。
出所
山崎元 水瀬ケンイチ 全面改訂 第3版 ほったらかし投資術
リスクの大きさをみると
新興国→S&P500→先進国→世界株→日経平均→TOPIX
となっています。
著者はS&P500よりも全世界株を推奨しています。
その理由が4つ紹介されています。
①リスクが小さい
②分散投資の範囲が広い
③米国の機関投資家がグローバル運用に切り替えている
④米国の制度や政治の変化の影響が強まる
私の考えと実践方法
ほったらかし投資はオルカンで長期投資をするだけで実践可能です。
ネット証券会社では100円から投資可能であり、
まとまったお金がなくても、誰でもできます。
新NISAやiDeCoを併用することでより有利にほったらかし投資が可能になります。
全世界株式と米国株式(S&P500)については
リスクの面からみると全世界株式が有利、
リターンの面からみると米国株式が有利
となる傾向があると考えます。
どちらも優れた投資先のため、リスクとリターンのどちらを優先するかで決めれば良いと考えます。
私の場合
オルカンとS&P500の両方の投資信託を新NISAで保有し、ほったらかし投資を実践しています。
投資を始めて5-6年になりますが
相場にも恵まれたためほったらかし投資だけで順調に資産が増えています。
今後もほったらかし投資を継続し、
暴落が起きた際には本書を読み直し、ほったらかし投資をさらに継続していきたいと考えています。
まとめ
ほったらかし投資を実践するには
生活防衛資金を用意した上でリスク資産、無リスク資産の割合を決めます。
リスク資産ではオルカン、無リスク資産では預金か個人向け国債を選択し、あとはほったらかしでOKです。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。