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インフレ時代の住宅ローン対策は?金利上昇に備える!

ここ数年で様々な物の値上がりが目立ちます。

 

物価が上がり、インフレ傾向にあります。

 

加えて、日経平均株価が史上最高値を更新するなど株高でもあるため金利は上げやすい状況になっていることが考えられます。

 

金利が上がると銀行預金や住宅ローンなどに影響があります。

 

マイホームを購入している方の大半は住宅ローンを組んでおり、住宅ローンは身近なものです。

 

今回は金利の上昇と住宅ローンの関係と対策について検討していきます。

 

結論として

金利は上昇に伴い住宅ローンの支払額は増加する可能性が高いため、方針を決めておくことが重要です。

 

 

変動金利型

住宅ローンには変動金利型と固定金利型があります。

 

変動金利型の住宅ローンの金利は日本銀行が決める政策金利を基に決められます。

 

政策金利が上昇した場合、変動型住宅ローンの金利が上がります。

 

2024年3月上旬時点では政策金利は−0.1%です。

 

これは2016年から大きな変動がなく推移しています。

 

経済の専門家であるエコノミストの85%が2024年7月までにマイナス金利政策が解釈されると予想しています。

 

www.bloomberg.co.jp

つまり、今年中に変動金利型の住宅ローンの金利が上がる可能性があります。

 

ただし、金利の上昇は0〜0.1%程度であると予測されています。

 

 

固定金利型

固定金利型の住宅ローンの金利は10年物の長期国債の金利の影響を受けます。

 

2024年3月時点での日本国債10年の金利は約0.7%です。

 

以下のチャートをみると、近年上昇傾向であることがわかります。

出所 楽天証券

 

実際の変動型と固定型の住宅ローンの推移が以下のようになります。

 

 

出所  

https://news.yahoo.co.jp/articles/893aee3c92a5190a2da78b7252adb58e03361512

 

 

変動金利は政策金利が変化がないこととリンクし、横ばいからやや低下傾向です。

 

固定金利は日本国債10年の金利増加に伴い上昇傾向です。

 

以上のことからも政策金利と日本国債10年の変動と住宅ローン金利の関連性が考えられます。

 

私の考えと実践方法

住宅ローンの変動金利、固定金利ともに上昇する可能性が考えられます。

 

住宅ローンは借入額が大きい方が多いため、

支払い金額が増える可能性があることは意識すべきです。

 

住宅ローンの借入額の平均は3000-4000万円程という報告があります。

 

0.1%の金利上昇で3-4万円程の支払い増加になります。

 

支払いが増える場合は繰上げ返済も一案となります。

 

また、金利は上昇傾向ではあるものの、

欧米と比べると低いため、長く借りて、

余剰資金を投資するということも一案です。

 

どちらに対しても利点と欠点があるため、

あなたの状況や心情で、自身で考えて方針を決めることが重要と考えます。

 

私は借入はしていないですが、

現在の金利であれば長く借りて、余剰資金を株式などの投資に回す利点の方が大きいと考えます。

 

まとめ

日本では長年続いたデフレからインフレに移行しつつあります。

 

インフレに伴い金利上昇傾向があり、金利の上昇に伴って住宅ローンの支払額に変化が生じる可能性があります。

 

 

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