「お金が貯まってから投資を始めよう」と考える人は多いですが、その考え方こそが資産形成を遠ざけます。
実は、心理的なクセが原因で一歩を踏み出せない人が多いのです。
この記事では、資産形成を始められない理由と、行動を変えるシンプルな方法を解説します。
結論として
資産形成は“今すぐ小さく始める”が最善策です。
現状維持バイアスが行動を止める
人は変化を避ける心理「現状維持バイアス」によって、新しい行動を先延ばしにしてしまう傾向があります。
人間の脳は「損をしたくない」という防衛本能を持っており、未知の行動を不安に感じるからです。
具体例として、
・外食ではいつも同じ店を選ぶ。
・不満があっても仕事を辞められない。
・投資が怖くて口座を開設できない。
こうした心理的ブレーキが、資産形成の「最初の一歩」を妨げています。
行動しないリスクを理解することで、少しずつ行動のハードルは下がります。
「お金が貯まったら始める」は危険な思考
「お金が貯まったら始める」と考える人は、実際には永遠に始められない可能性が高いです。
その理由は、人間には「パーキンソンの法則」という心理があり、時間もお金も“あるだけ使ってしまう”傾向があるからです。
具体例として、
・給料が上がっても支出も増える。
・ボーナスを貯金せずに使ってしまう。
つまり「余裕ができたら始める」は実現しない可能性が高いです。
資産形成は“余裕があるから始める”のではなく、“始めるから余裕が生まれる”ものと考える位がちょうど良い塩梅と考えています。
小さく始めればリスクも不安も小さい
資産形成は100円から始められます。
まずは行動して「慣れる」ことが最も重要です。
少額なら失敗しても痛手が少なく、心理的にも継続しやすいからで。
具体例として、
・新NISAは楽天証券・SBI証券などで100円から積立可能。
・慣れてきたら家計管理を見直し、積立額を徐々に増やす。
・インデックス投資なら長期で放置しても成果を実感しやすい。
著者自身も少額から始め、投資の仕組みに慣れてから積立額を増やすことで安定した資産形成ができています。
まとめ
- 現状維持バイアスが「行動の先延ばし」を生む
- 「お金が貯まったら」は行動できない心理トラップ
- 新NISAは100円から、まずは小さく始めよう
資産形成は特別な知識よりも、最初の「小さな一歩」がすべてです。今日の100円が、未来の安心につながります。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。