
資産形成の第一歩は「節約」から始める人が多いですが、やみくもに支出を減らすのは危険です。
実は、節約にも「やって良い節約」と「やってはいけない節約」があります。
この記事では、実践しやすい効果的な節約方法を紹介します。
良い節約とは?効果が続く「固定費の見直し」
資産形成で最も取り組みやすいのは「支出を減らすこと」です。
特に、一度見直すだけで長期間効果が続く固定費の削減はおすすめです。
代表的なのは次の3つです。
- 使っていないサブスクの解約
- 保険内容の見直し
- スマホ料金プランの変更
たとえば、動画配信サービスや音楽アプリを複数契約している人は、実際に使っていないサービスを一度チェックしてみましょう。
月500円のサブスクでも、年間で6,000円の節約になります。
また、過剰な保障内容の生命保険を見直すことで、年間数万円の削減ができるケースもあります。
スマホ料金も同様で、月4,000円以上支払っている方は格安プランへの変更を検討してみましょう。
こうした固定費の見直しは、一度行えば効果が長く続き、「コスパ」も「タイパ」も抜群の節約です。
悪い節約とは?健康と幸福を損ねる節約
一方で、やってはいけない節約もあります。
それは「食費」と「趣味の支出」を極端に減らすことです。
食費を減らそうとして、安いインスタント食品ばかりに頼るのは一時的な節約に見えても、長期的には健康を損ねます。
健康を失うと働ける期間が短くなり、結果的に「人的資本(=稼ぐ力)」が下がるため、むしろマイナスです。
栄養バランスの取れた食事にお金を使うことは、未来の自分への投資です。
無理な食費節約は避けましょう。
また、趣味やレジャーなどの「楽しみの支出」を削りすぎるのも要注意です。
『DIE WITH ZERO』でも紹介されているように、若い時の経験ほど価値が大きく、思い出は「心の資産」として残ります。
人生の満足度を高めるためにも、心から楽しめることにはお金を使うことが大切です。
メリハリのある支出が資産形成の近道
資産形成で重要なのは、「何に使い、何を減らすか」を見極めることです。
私は実際に、以下のような方法でメリハリのある支出を実践しています。
- 保険やスマホ、自動車所有などの固定費はすべて見直し
→ 年間で数十万円の節約を実現
- 家族や友人との食事、旅行などの経験には積極的に支出
→ 今を楽しみながら、将来への活力にもつながる
このように、「使うところは使う」「減らすところは減らす」という姿勢を持つことで、現在の満足度を保ちながら将来への備えも進められます。
節約は単なる我慢ではなく、「お金の使い方を整えること」です。
固定費を減らし、健康と楽しみを大切にすることで、持続的な資産形成が可能になります。
まとめ
- 良い節約:サブスク、保険、スマホなどの固定費を減らす
- 悪い節約:食費や趣味など、健康や幸福を損ねる支出を減らす
- 資産形成の鍵は「メリハリのある節約」
節約は我慢ではなく、「お金の使い方を最適化すること」です。
固定費を見直し、あなたの人生を豊かにするお金の使い方を見つけましょう。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。