
資産形成を成功させるには、「資産を増やし、負債を減らす」ことが重要です。
このシンプルな原則を理解するだけで、お金の流れ(キャッシュフロー)は大きく変わります。
この記事では、『金持ち父さん貧乏父さん』の考え方をもとに、資産と負債の違いをわかりやすく整理し、誰でも実践できる方法を紹介します。
資産と負債の違いを理解しよう
『金持ち父さん貧乏父さん』では、資産と負債の違いは「お金の流れ(キャッシュフロー)」にあると説明されています。
- 資産:持っているだけでお金が入ってくるもの
例)株式・投資信託・賃貸不動産 - 負債:持っているだけでお金が出ていくもの
例)自動車・マイホーム・高額なサブスク
つまり、資産はプラスのキャッシュフロー、負債はマイナスのキャッシュフローを生みます。
多くの人は「資産=価値がありそうなもの」と考えがちですが、重要なのはそのモノが自分にお金を運んでくれるかどうかです。
資産形成に成功している人は、年齢を重ねるほど「資産が増え、負債が減っていく」状態をつくっています。
負債を減らす 必要ない支出を見直す
資産形成を始める第一歩は、負債を減らすことです。
たとえば私の場合、以前は自動車を2台所有していましたが、1台に減らしました。
自動車は維持費(ガソリン代・保険・税金など)がかかるうえ、年々価値が下がるため典型的な負債です。
浮いた費用と売却金を、投資信託やETFに置き換えたところ、数年でそのお金は倍以上に増え、配当金も得られるようになりました。
このように、「お金が出ていくものを減らし、お金を生むものに回す」だけで、資産形成の流れは大きく変わります。
また、サブスクや高額スマホプランなども要注意です。
使っていないサービスがあれば見直すことで、毎月のキャッシュフローが改善します。
持ち家は本当に「資産」か?
特に20〜40代の家庭では、「家を買う=資産を持つ」と考える人が多いですが、実は注意が必要です。
日本の木造住宅は法定耐用年数が22年です。
築20年を過ぎると、建物の価値はほぼゼロになります。
さらに、地方では人口減少により地価も下がり続けている地域が多く、ローンを完済しても「支払った金額以上の価値」になることはほとんどありません。
一方、賃貸住宅(不動産投資)は持っているだけで家賃収入が得られるため、プラスのキャッシュフローを生む資産です。
この違いを理解すると、「持ち家=必ずしも資産ではない」ことが見えてきます。
もちろん、「安心できる住まい」や「家族の快適さ」を重視するなら持ち家も立派な選択です。
ただし、資産形成を優先したいなら、まずは負債を増やさず、手元資金をNISAなどの投資に回すことをおすすめします。
私の実践法:賃貸+投資でキャッシュフローをプラスに
私自身、住宅ローンを抱えるよりも自由なキャッシュフローを重視し、賃貸を選んでいます。
そして毎月の余剰資金を「NISA」で低コストのインデックスファンドに積立投資しています。
こうすることで、持ち家を持たずともお金が働いてくれる仕組みを作っています。
不動産投資などは知識やリスク管理が必要ですが、NISAなら少額から始められ、資産形成の第一歩として非常に有効です。
まとめ
- 資産はお金を増やすもの(株式・投資信託・賃貸不動産)
- 負債はお金を減らすもの(車・持ち家・ローン)
- 資産形成では「資産を増やし、負債を減らす」ことが基本
- 新NISAなどで資産を育てながら、キャッシュフローをプラスに保つ
資産と負債の違いを理解することが、お金に振り回されない生き方の第一歩です。
今日からぜひ、自分の持ち物や支出を「資産か負債か」で見直してみましょう。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。