日々の生活や資産形成においてトレードオフに直面する場面が多々あります。
トレードオフは両立できない関係性を示す言葉です。
先日、職場の上司から業務負担を減らしたい。一方で、仕事量は維持した上で新規業務を行いたいという考えを聞かされました。
これはトレードオフですね。都合の良い両立は難しいという典型的な例と感じました。
資産形成や家計管理においてもトレードオフは起こります。
私の資産形成の方法は株式(インデックス投資)です。
今回は貯金とインデックス投資におけるトレードオフについて検討します。
結論として
貯金では現在と将来に使うお金の優先順位、
インデックス投資ではリスクとリターン、投資期間においてトレードオフが生じます。
貯金におけるトレードオフ
貯金が多いほど現在に使えるお金は減り、将来に使えるお金が増えます。
一方、貯金が少ないほど現在に使えるお金は増え、将来に使えるお金が減ります。
お金を使う量を増やすことと貯金量を増やすことの両立は難しいです。トレードオフの関係になっています。
収入を増やし、使う量を増やすという方法であれば両立は可能です。
しかし、近年のインフレや日本の賃金停滞から副業や起業などを組み合わせないと実施困難な方法です。
貯金は現在と将来に使うお金のバランスを考慮する必要があります。
インデックス投資におけるトレードオフ
インデックス投資は長期間実施することで資産が増える可能性の高い方法です。
一方で短期間で資産が大幅に増える可能性は低い方法です。
インデックス投資は個別株投資に比べてリターンとリスクは低くなる傾向があります。
リターンを高めつつ、リスクを低く抑えることは困難です。
リターンとリスクはトレードオフの関係になります。
資産形成の方法としてインデックス投資を選択した時点で短期間で資産形成はできないことと大幅な資産増加は期待できないことは留意すべきです。
私の考えと実践方法
私の貯金率は30%前後としています。
副業や起業をしていないため、支出を抑える方法でトレードオフと向き合っています。
貯金の大半をインデックス投資で運用しています。
時間がかかっても、ほったらかしで株式投資の平均点が取れるインデックス投資に魅力を感じています。
もし、短期間で資産を増やしたい場合はインデックス投資を選ばないと思います。
私は30代で投資期間を長く取れ、かつ給与所得から積立投資ができるためインデックス投資とは相性が良いため選んでいます。
日常生活でトレードオフは散見されます。
無理な両立はコントロール困難です。
そのため、トレードオフを受け入れて、優先したいことに注力することが一案となります。
まとめ
貯金では現在と将来に使うお金の優先順位にトレードオフが生じます。
インデックス投資ではリスクとリターン、投資期間においてトレードオフが生じます。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。