お金の大学の改訂版を読みました。
お金の大学は累計190万部以上のベストセラーであり、お金の貯め方から増やし方、守り方といったマネーリテラシーの基本をしっかりと学べる良書です。
2024年11月に改訂版が出版されました。
改訂版では新NISA、各種データ、サービスが最新のものにアップデートされています。
今回は改訂版を読み、アップデートされた項目で印象的だったことを紹介します。
スマホの松竹梅
改訂前では大手キャリアから格安SIMへの変更が推奨されていました。
改訂版では、 スマホの料金が松竹梅に分けられて紹介されています。
松→大手3キャリアのプラン
竹→大手3キャリアの格安プラン、楽天モバイル
梅→日本通信SIM、mineo、HISモバイル
価格は松は6000円程度
竹は3000円程度
梅は1000円程度
となっています。
価格と共に通信量に大きな差があります。
松は無制限、竹は20GB程度、梅は1-20GB
となっています。
使用する通信量が少ない方は梅や松で十分と著者は述べています。
家計改善チェックリスト
通信費、サブスク、保険、家、車、税金、家計管理についてのチェックリストが紹介されています。
これらのチェックリストを実施することで、家計は確実に改善します。
例えば、スマホを松から竹、梅に変えることで月に3000-5000円程度の支出を抑えることができます。
自動車や家、保険など大きな支出を見直すことでより大きな家計改善効果が得られます。
インデックス投資はS&P500とオルカンを推奨
改訂前はS&P500のインデックス投資が推奨されていました。
改訂版ではS&P500に加えて、全世界株式(オルカン)が追加されています。
どちらのインデックス投資を選んだとしても、短期的な株価の変動は避けられてないため、売らずに耐えるホールド力が重要と述べています。
新NISAを利用して、S&P500かオルカンの長期投資が推奨されています。
経済的自立を遠ざける毒キノコ
経済的自立を目指すために近寄ってはいけないモノやサービスを毒キノコとして紹介されています。
ファンドラップ、アクティブファンド
FX
新築ワンルーム投資
保険や銀行、証券の窓口相談
住宅展示場
残価設定型クレジット
リボ払い
などが毒キノコとなる可能性があると著者は述べています。
私の考えと実践方法
私は家計改善チェックリスト項目の大半を実践したところ、1年間の支出を80万円程度減らすことができました。
具体的には
自動車を1台手放すことで約50万円
自動車や生命保険の見直しで約15万円
スマホを格安プランに変更し、約5万円
使っていないサブスクの解約で約5万円
ふるさと納税の利用で約5万円(米、日用品への支出低下)
年間80万円はNISA、iDeCoでS&P500やオルカンに投資しています。
その結果、投資した金額は倍以上になり、しっかりとお金が増えています。
お金の大学で書かれていることを実践するだけでお金を貯め、増やすことができています。
インフレが起きても、インフレ以上に資産が増えているため、 お金の心配をする機会が激減し、ストレスが減りました。
お金の大学を読み、マネーリテラシーの基本を学べたことが自分の人生に対しポジティブに働いていることは明らかです。
お金の大学改訂版は令和最強のお金の本と言っても過言ではないと考えます。
まとめ
お金の大学改訂版は家計改善から資産運用まで再現性の高い方法が紹介されており、実践力の高い良書です。
クリック応援していただけると毎日のブログ更新の励みになります!
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。