山崎元さんの著者を読み、サンクコストにこだわらない重要性を再確認しました。
サンクコストは投じた資金や時間など回収ができない費用のことです。
日常的にサンクコストにこだわってしまう例としては片付けや投資判断などが挙げられます。
今回はこれらのサンクコストとサンクコストから逃れる方法について検討していきます。
結論として
過去ではなく、現在に焦点を合わせ、判断することがサンクコストにこだわらない意思決定に近づきます。
片付けのサンクコスト
あなたの部屋にはここ数年使っていないモノがありますか?
例えば
高額な衣類や家電、貰い物などの
使っていないモノです。
まだ使えるから、
捨てるのはもったいないから
と処分できない方も少なくないと思います。
まさにサンクコストですね。
現在使っていないモノは今後も使う可能性は低いと思います。
私は断捨離して多数のモノを処分しましたが、
特に困ることはありませんでした。
過去ではなく、現在に必要かどうかを判断することが、片付けに対するサンクコスト対策に繋がります。
投資判断のサンクコスト
投資判断にもサンクコストが影響すると言われています。
例えば
個別株で思い描くシナリオと異なり、含み損になった際に、そのうち株価は回復するからと数年間損切りできない。
お金が必要になったけど、含み益から含み損になっているから換金できない
などです。
投資の判断をする際にも
株価は常に変動するため
過去ではなく、現在に意識を向けることがサンクコストにこだわらないことに繋がります。
インデックス投資では長期保有が基本です。
長期保有が基本ですが、
お金が必要になれば運用結果や投資期間に関係なく
売却すべきです。
新NISAでは売却しても
翌年に利用枠が復活するため、売却しやすくなった点は利点とも言えます。
私の考えと実践方法
現在、本当に必要なのか?
を意思決定の前に自分に質問することで
サンクコストから逃れるきっかけになります。
私はこの質問をすることで断捨離が円滑にできました。
投資判断についても
運用成績に関係なく売却できる自信があります。
サンクコストにこだわらないことで
現在、何が必要なのか、何を重要と考えているのか
がはっきりしやすいと実感しています。
まとめ
片付けや投資判断にサンクコストは影響しやすい。
サンクコストにこだわらないためには過去ではなく現在に意識を向けることが重要です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。