ここ数年はドル円の為替が大幅に変動しています。
円安と円高は所有する通貨の割合により意味が大きく異なります。
円安では日本円の資産が多い人は資産価値が下がり、外貨建て資産が多い人は資産価値が上がります。
近年の為替の変動をみると、通貨は分散して所有する方が良いということがわかります。
今回は円安、円高と資産への影響と対策について検討します。
結論として
円安と円高に対応するために通貨分散は重要です。
ドル円の推移
以下は直近一年のドル円の推移です。
出所 Googleファイナンス
続いて、全期間におけるドル円の推移です。
出所 Googleファイナンス
ここ数年で円安に大きく変動しています。
円安と円高による影響
円安により日本円の価値が下がり、ドル建て資産の価値が高まっています。
加えて、株高も続いていたため、
外国株式を所有している人の資産は大幅に増えていると思います。
しかし、過去のリーマンショックなどの暴落時には円高になっています。
上記の全期間のうちリーマンショックは2008-2009年はドル円は80円台となっています。
円高になると日本円の価値が上がり、ドル建て資産の価値が下がります。
円高と株安では資産価値が大幅に低下します。
円安と円高どちらにしても資産価値に大きな影響を及ぼします。
私の考えと実践方法
私の所有資産はドル建て資産の比率が高いため、
近年の円安株高の恩恵を大きく受けることができました。
しかし、リーマンショックのように円高、株安になれば資産価値が大きく低下します。
新NISAを利用している方の大半はオルカンやS&P500に投資していると思います。
これらの投資信託やETFの中身はほぼドルやユーロなどの外貨建て資産です。
円高になれば資産価値は下がります。
一方、円安になれば資産価値が上がります。
株価以外にも為替の影響を受けることは留意すべきです。
同時に、これらの外貨建て資産と生活防衛資金を日本円で持つことは通貨分散に繋がります。
大きく偏った資産配分では良くも悪くも影響は大きくなります。
それを分かった上で資産配分を検討することが重要です。
まとめ
所有する資産により円安や円高は良くも悪くもなり得ます。
通貨分散として外貨建て資産を持つことは為替の対策に繋がります。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。