新NISAの成長枠では投資信託に加え、ETFや個別株を購入できます。
日本のETFの場合、投資信託と同様の購入で問題ないです。
しかし、外国ETFを購入する場合は購入方法により手数料が異なります。
今回は外国ETFを購入する場合の注意点と購入方法について確認していきます。
結論として
外国ETFを購入する場合、自分でドルに両替してから購入することで手数料を減らせます。
外国ETFを購入する
外国ETFはネット証券会社で簡単に購入できます。
決済方法には注意が必要です。
日本円で買うか、外貨で買うかで手数料が異なります。
外国ETFを購入するには外貨が必要になります。
欧米のETFの場合はドルやユーロが必要になります。
日本円でも買うことができますが、日本円で買う場合は為替手数料がかかります。
この手数料は日本円からドルやユーロへの交換を証券会社が代行しているためです。
証券会社により手数料は異なりますが、
ネット証券会社の大手で1ドルにつき0.25円かかるところが多いようです。
そのため、自分で日本円からドルやユーロに交換することでこの手数料を払わずに済みます。
日本円からドルへの交換方法と手数料
以下は各証券会社の為替手数料になります。
出所
ネット証券の大手であるSBI証券、楽天証券は
日本円からドル、ドルから日本円への交換は無料となっています。
以下のサイトは楽天証券の日本円からドルへの交換方法が紹介されています。
ETFの利点と欠点
最後にETFの利点と欠点を紹介します。
ETFの利点は2つあると考えます。
①配当がある
②維持手数料が安い
ETFは所有しているだけで配当を得ることができます。
また、投資信託よりも維持コストですある信託報酬が安い場合が多いです。
ETFの欠点は2つあると考えます。
①配当再投資に手間がかかる
②定額の積立投資には不向き
ETFは配当があるため、再投資をする場合は手動で行う必要があります。
配当があることで複利が働かなくなるため、長期投資でのリターンは低下する可能性があります。
出所
ジョン•C•ボーグル インデックス投資は勝者のゲーム
投資信託は100円から購入できますが
ETFは多くのお金が必要になる場合があります。
例えばS&P500のETFであるVOOの株価は2024年6月時点で約480ドルです。
1ドル150円とすると、1株買うのに72000円かかります。
株価や為替は変動するため、投資信託よりも定額で買いづらいと言えます。
私の考えと実践方法
ここ数年投資信託の手数料が安くなっており、ETFと遜色ないレベルとなっています。
S&P500や全世界株式などのメジャーな指数であれば配当再投資の効果を考えるとETFよりも投資信託の方が有利と考えます。
ただし、配当を得ることを優先した場合、ETFは有力な候補となります。
私の場合は給与で日々の支出を補ているためETFよりも投資信託を優先して購入しています。
ETFを買うとしたら、投資信託にないマイナー指数に連動する商品に魅力を感じた時になると思います。
まとめ
外国ETFを購入する場合は日本円からドルやユーロに交換することで手数料を減らすことができます。
ETFには利点と欠点があります。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。